2011年10月10日月曜日

増毛フルーツワイナリーと森の謌

連休を利用して。。。。
以前から『行かねば!』と思っていた増毛フルーツワイナリーに出かけてきました。
堀井さんご夫妻にお会い出来て本当に良かったです。
志が高く、情熱家。
醸造免許を税務署から取得するのに5年もかかったそうです。


可愛い小さな店舗
(上の看板も手作り!よく見たらモザイクで作ってる)



すぐ隣りは、醸造所になっています。中に案内されて、膨大な洋梨の量にびっくり。
甘くておいしそうな香りが漂っていました。
これから洋梨の仕込みに入るそうです。
りんご同様、傷や痛みがないかを1個1個確認しながら選果するのも手作業。


こだわりの醸造設備と清潔な環境の中、美味しいシードルたちが造られています。
しかも、冬場はとにかく寒いそうです。選果に始まり、圧搾から発酵、醸造、瓶詰め、ラベル貼りとすべてご夫妻だけで行われています。想像を絶する重労働でしょう。

              


堀井さんの畑のりんご樹は、まだ植えたばかりな為、近隣の農家から集めてシードルを造っているそうです。海のイメージが強い増毛ですが、実はフルーツも有名なんですね。
山に向かって一直線に延びる一帯のフルーツ街道は 特別な気候を持っているそうです。
フランス風でいうなら『微気象』でしょうか。


すっかり長居してしまい、そのお陰で造る側の貴重なお話をたくさん聞くことができました。
大量生産では出せない味わいそのものが、堀井さん達の造るこだわりのシードルです。


札幌ワインマーケットでは、生産者とお客様を繋ぐことが出来るよう努めてまいりたいと思います。
堀井さんご夫妻、ありがとうございました。




増毛から札幌に戻り、そのまま定山渓鶴雅『森の謌』へ行きました。
癒し空間へゴー♪ (最近、ちょっと疲れ気味だったから)
森は紅葉が始まって、すごく綺麗でした。



一風呂浴びて、夕食へ。ちょっと奥まった席に通されました。
落ち着く~♪ 窓の外に目をやると、なんと狸が中庭に遊びに来てました。


シャンパンハーフのジョゼ ミッシェルを片手に乾杯★
ブュッフェがスタートです。






森の謌の食事は、野菜が美味しく食べられる料理ばかりです。
そして和洋中と何でも揃ってるから、あれも食べたい、これも食べたいと
ちょっとずつお皿に盛りつけながら楽しめて嬉しい。

この皿はシャンパンを意識した前菜風 (カマンのフライやパテあれこれ)



せっかくだからと和洋中制覇しちゃうんだよね♪

ピノ子の大好きな、森の謌料飲マネージャー ソムリエの川口さんが
とっておきワインを出してくれました!!

ムフフ❤ 『カミュのシャルム シャンベルタン1999』
12年の月日を経てしなやかで優しい味わいの古酒になっていました。
飲み口がいいから、スイスイとあっという間に空に。。。。
少し残しておくのを忘れてしまいました!川口さんと吉田さん、すみません!
                  

                


 メインディッシュはローストビーフ♪




デザートは小さいのがいくつも並んでいるから、あれこれと選び放題!
ホント、小さくてかわいい♪ このあと、シャーベットも平らげました。



夕食後は、美人なお姉さんが弾くハープの音色にうっとり。
しかも絵になるわぁ~



そんな音色を聴きながら、みんな寝転んだり、ソファで横になりながらくつろいでます。
そうそう、この感じが森の謌の雰囲気♪


 そうして夜が更けていったのでありました。
その後、バーでまたまたワインを頂きました。フィリップ ルクレールの
『ジュヴレ シャンベルタン1級シャンポー1993』でした。
93年とは思えない若々しさと力強さに圧倒。
川口さん、本当にありがとうございました。



きれいな森を後に、11月12月と頑張って働いて
ご褒美にまた来たいなぁ・・・とつぶやくピノ子であった。

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