千歳→羽田→宮崎
仲良しご夫妻と一緒♪
そしてヴィエイユと♪
完全なプライベート旅行です。
(お腹が空いたブ~!)
空港からレンタカーで15分ぐらいの所にある青島漁港の食堂で腹ごしらえ♪
この辺りの特産品らしい『鱧」をしゃぶしゃぶで頂きました。
京都の料亭などにも卸されてるそうで、丁寧に骨切りされた鱧は絶品でした。
鱧の隣の麺は『ギョ麺』といって、鱧をミンチにして麺状に加工したものです。
こちらは『鱧丼定食』
鱧って..........いいねぇ♪
腹ごしらえの後は、青島神社へ
日本神話、古事記に登場する海の神、海幸彦(ウミサチヒコ)と
山の神、山幸彦(ヤマサチヒコ)が子供の頃によく遊んでいたという。
※ちなみに海幸彦と山幸彦はニニギ(アマテラスの孫)の子で、
山幸彦の孫が日本の初代天皇、神武天皇となります。
約200種にも及ぶ亜熱帯植物が
自生する周囲1.5kmの小さな島。
「鬼の洗濯板」と呼ばれる波状岩ですが、きれいに並んでるこの様を見てると
これが人工的じゃないの?驚きと共に神秘的な気持ちになりました。
宮崎の海岸には至る場所でこの洗濯板を見られます。
神聖な場所であるが故に以前は厳しい入島制限が
あったそうですが、現在では開放されています。
その島の中にある青島神社は、山幸彦が海宮からお帰りの時の
御宮居の跡とされ、山幸彦・豊玉姫命・塩筒大神の三神が祀られています。
気分最高!!
その後は、鵜戸神宮へ行って来ました。
海神の娘、豊玉姫命(トヨタマヒメ)と山幸彦が契りを結びご懐妊。
山幸彦が海宮から帰られた後、身重のトヨタマヒメは
天孫の御子を海原で生むことはできないとこの鵜戸の地に参られた。
その時ご誕生になったのが神武天皇の父「ひこなぎたけうがやふきあえずのみこと」
御子を残して、海に帰ったトヨタマヒメが残していったと
伝えられる「お乳岩」もありました。
写真撮れないほど暗かったのが残念。
絶景です!
こんな場所に神宮があるなんて.......
トヨタマヒメがご出産の際に乗ってこられたという霊石亀石。
あの穴に投げ入れた石が入ると願いが叶うといわれています。
下りの階段も登りの階段もきつい傾斜でぜぇぜぇしました!
でも、こんな場所にある神宮ってすごいですよね。
楽しかった~♪
神々の国ニッポン!万歳!
夜は、宮崎の繁華街へ
宮崎在住の友人でワインラヴァーの高橋さんに
お薦めのお店を案内してもらいました。
地鶏のお店、丸万支店へ
食べたかったのは地鶏です!
じとっこという柔かい鶏じゃなくて歯ごたえのある地鶏。
もも肉を軽く炭で炙って、食べやすいようにカットして出してくれました。
ほとんど生に近い状態なのがこのお店のお薦めの食べ方です。
皮はコリコリ、身も引き締まってて噛むたびに旨味が広がります。
焼酎の霧島をお湯で割ってお供にし、
地鶏の美味しさに唸る!!
こんな地鶏を求めていました~
レアや生が苦手なヴィエイユも喜んで残さず
食べてたぐらいだから、美味しさの度合いが窺えるでしょう♪
こちらはポン酢でいただく「鶏タタキ」
これも最高♪♪
こんな店が札幌にもあったらいいなぁ。
知ってたら誰か教えて下さい。
さくっと地鶏を食べた後は、友人行きつけの
お鮨「はっとり」さんへ
特大蛤
中国産が多い中、宮崎産の濃厚ハマグリでした。
平目の薄造り
今まで、平目を食べて特別感動するなんてこともなく
食べてる事が多かったけど、もちもちとした食感と
淡泊ながらも薄らと脂がのっていて美味!
「へべす」??だったかな(忘れたけど)
地元の柑橘果汁を軽く絞って頂きました。
こちらも特大サザエ。
壺焼きと刺身でいただきました。
宮崎の海の幸満載盛り
はっとりの皆様、ありがとうございました。
とても美味しかったです。
高橋さんを今後とも宜しくお願いしま~す♪
このあと、ワインバーで三次会をして夜が更けていったのでありました。
1月12日(日)
宮崎→霧島神宮→桜島→鹿児島
明るくて元気な人が多かったような気がする
名残惜しい宮崎を後にし
私たちが向かったのは
霧島神宮
坂本竜馬とおりょうも日本初の
「新婚旅行」で訪れた地でもあります。
宮崎と鹿児島の境、霧島山にあるこの地も
天孫降臨の地とされています。
御神木、樹齢800年
ヴィエイユ、樹齢56年
樹齢800年の御神木の杉は、南九州一帯の
杉の祖といわれています。
奉納される焼酎の数々
勝手に秘境にあると思い込んでいたけれど......
午前中の早い時間に行ったにもかかわらず
ものすごい参拝者が続々とやって来てすごかったです。
瓊瓊木杵尊(ににぎのみこと)を神祭神として、祀られる霧島神宮は
とても包容力があり寛大で優しいオーラに満ち溢れていて
とても心が安らぎました。
その後は、黒豚の館に行って
もちろん黒豚を堪能♪
たくさんの地元民が並んでて40分ぐらい待ったかな~
待った甲斐がありました。
黒豚しゃぶしゃぶ♪
ビールが旨~い
黒酢の壺畑を眺めながら
桜島へ入りました♪
わざわざ、この鳥居を見る為に桜島に行ったようなものです。
思ったより小さな鳥居で見落としそうになりました。
フェリーで海を渡って鹿児島へ
鹿児島在住の方がお薦めしてくれた
居酒屋 無邪気
真っ黒なおでんが出てきたぞ~
出汁が効いてるというよりは黒糖が効いてるイメージ
塩辛くもなく、程よく甘いおでんでした。
うなぎの肝串
うなぎの白焼き
鶏のタタキ
(ハマってます!)
柑橘系のたれと、甘めのお醤油でいただきました。
串盛り合わせ
黒豚が美味しいのだからイノシシも美味しいだろうってことで
食べてみた。 結果、大正解♪
刺身盛り合わせ
やっぱり名物のかんぱちが旨かばい♪
馬刺し(定番だね)
きびなごの天ぷら
きびなご刺し
酢味噌で食べたけどぴったりでした。
地元民に混じり、お店でお薦めしてくれた芋焼酎「三岳」を
お湯割りで飲みながらすっかり鹿児島を堪能した気分
お次は繁華街をプラプラ歩きながら
自然派ワインをメインにしたワインバーへ行ってみました。
鹿児島市千日町
TEL 099-222-2235
La Petite Cérine
落ち着いた雰囲気のワインバー♪
店主の西大祐さんも気さくで感じの良い方でした。
最後は屋台に行き.....
締めのラーメン
細麺とコクのあるスープが絡み合い
一気に食べました!! 旨かばい♪
こうして二日目の九州は更けていきました。
1月13日(月)
ついに行って来ました。知覧へ。
いつか行こうと思っていた地です。
知覧特攻平和会館
館内は撮影禁止でしたが、涙なくして見る事はできませんでした。
胸が締めつけられるほど切なかったです。
ふっと、隣の男性に目をやると人目もはばからず涙を流されてました。
よくよく周りを見渡すと、みんなが泣いていました。
こんな粗末な兵舎に身を隠しながら
出撃の日を待っていたのか。。。。
慰霊のために建てられた
観音様が祀られていました。
白百合が儚げにゆらゆら
風にゆられていました。
これから死に逝かなければならない身の上でありながら
国を思い家族を思い平和を願いながら潔く散っていった若者たち。
この国を守りたい....それが結果的に愛する家族を守ることに繋がると信じて。
出撃が終戦の二ヵ月前に集中していたのも悲しい事実です。
まだ17歳の少年もいました。多くは20代前半の青年達でした。
多くの犠牲の上に今の平和な日本があります。
そんな彼らに恥じない私たちでいなければいけないと思いました。
最後は、山幸彦の妃神、豊玉姫神社へ
特攻兵の青年たちは、厳しい戒律と訓練の中
真夜中に叩き起こされて、宿舎から二キロも離れたこの神社まで
走らされることもあったという。
この御神木は、そんな姿も見つめていたのかも知れません。
八の字にくぐると厄除けになるそうです。
ヴィエイユ、厄除けする....もう一回くぐってくれ~!
そして、お昼ご飯は知覧の地元民がたくさん訪れている
旬彩茶屋 和(なごみ)で「旬彩ランチ」をいただきました。
地元の特産品「知覧茶」で炊いたご飯
薄らと色付いてました。
一緒に知覧まで行ける友人がいて本当に幸せです♪
富屋食堂は、映画「ホタル」の舞台にもなった食堂。
今は、食堂はないけど中を見学することが出来ます。
そして最後は武家屋敷。
島津久峯公の時代に造られたものだから
今から230年~250年前のもの。
ちょん髷で本当に誰か出てきそうな佇まい。
鹿児島→羽田→千歳
本当に充実した旅行でした。
日本人であることの幸せやその誇りを忘れたくないと再認識しました。
日本列島って素晴らしい!
さて次はどこに行こうかな~♪
長々と読んで下さった方々、どうもありがとうございます。
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